ソーシャルレンディングのメリットとデメリット

投資

ソーシャルレンディングはあまりメジャーな投資とは言えないのですが、私は1,000万ほど投資をしています。利回りは税引前で6%ほど、損失はゼロで運用ができていますが、そんなことを言っても「怪しい」「危ない」「罠があるんじゃない?」と思っている方も多いはずです。確かに手放しでおすすめできる投資ではなく、そのメリットとデメリットをしっかり理解した上で投資をしてもらいたいと思います。

メリット

①利回りが高い

三菱UFJ、三井住友、みずほの3銀行の円普通預金金利は年0.001%。100万円を1年間預けても10円です。定期預金でも年0.002%の20円です。ソーシャルレンディングであれば平均6%ほどの利回りとなり、100万円が1年後には+6万円(税引き後は約4.8万円)増える計算になります。銀行口座に入れるよりも圧倒的な利回りとなります。

②一度投資すれば、あとは放置

そのファンドに投資をするか、しないかを決めるだけです。難しい知識やテクニックは要りません。投資をしてしまえば初心者、熟練者は関係ありません。あとはひたすら決まった日に予定された利息が振り込まれているか確認して、元本が戻ってくることを待ちます。利払い日を楽しみにして口座を確認すればOKです。

③利益が安定的

あらかじめ決まっている利息が利払い日に口座に入ってきます。大きく増えたり減ったりすることはありません。一攫千金狙いの人には向いていませんが、安定して利益を確保したい人向きです。株やFXのように知識と経験が勝ち負けを左右することもなく、同じファンドに投資した人は同じ利回りで利益を得ることができます。しかし注意しなければならないのは、利益を100%保証するものではないという事。あとのデメリットでご説明します。

④少額からでも投資ができる

ほとんどの事業者は1~2万円から始められ、Fundsなら1円から投資ができます。取り敢えず初めてみたい方は無理のない範囲の金額で始めてみてはどうでしょうか。

⑤心理戦に参加しなくていい

株式の場合、世の中の出来事や企業の業績に株価が左右され「買うか買わないのか」または「売るか売らないのか」「今なのか待つのか」「A社なのかB社なのか」・・・と挙げれば切りがないほど迷わせます。決断の連続で神経がすり減って疲れますが、ソーシャルレンディングは「買うか買わないか」の2択です。途中で売ることもできないので、迷うことはあまりありません。

⑥必要な人にお金が回り、社会や街が豊かになる

私自身はこのメリットを一番感じます。メリット①でも書きましたが銀行口座にお金を入れておいてもほとんど意味はありません。偶然私が投資した(と思われる)太陽光発電事業を見ることがあり、世の役に立ったことを実感しました。社会がより豊かになるためには、必要な人にお金を回すことが本来あるべき姿でしょう。

デメリット

①デフォルトがあり元本が戻ってこないこともある

ソーシャルレンディング最大のデメリットです。借り手企業が倒産をして返済できなくなると、投資資金は返ってきません。デフォルト(貸し倒れ)が起きる前や後には、ソーシャルレンディング事業者は資金の回収を行いますが、担保や保証を元に資金の捻出をします。しかし中には無担保、保証人なしの案件もあります。デフォルトのリスクを考えるとそのような案件に投資する際には慎重に行う必要があるでしょう。

②早期償還があり利益計画が狂う。期間延長もある

「投資した案件の利息6カ月分で〇〇を買おう」と楽しみにしていた矢先に「早期償還のお知らせ」が届くこともあります。借り手企業が予定よりも繰り上げて元本を返済することはよくあります。投資家からすると入ってくるはずの利息が入ってこないことになりますが、悲観することはありません。そのプロジェクト自体がうまくいき、財務体質も問題ないことが証明され、ソーシャルレンディング事業者の見る目があったと考えれば悪い事ではありません。逆に期間の延長もあります。もしそうなったら、元本が返ってくるまでのソーシャルレンディング事業者の対応を見て今後投資をするかを判断しましょう。

③一度投資すると、途中解約ができない

デメリット②のように借り手企業は早期償還を行うことができますが、投資家は早期返済を求めることはできません。株であれば売却して現金化することはできますが、ソーシャルレンディングは途中で現金化は不可能です。貸付期限を待つか早期償還になるか、どちらかを待つ以外に元本が返ってくることはありません。急な出費などを考慮して余裕資金で投資をしましょう。

④投資したい時に投資できない時がある

事業者によっては募集中のファンドがないこともあります。いつ募集されるか、あらかじめお知らせしてくれる事業者は少ないです。前日、または数時間前にお知らせするのが一般的です。「今、投資したい」と投資家が希望しても、借り手側のニーズが合わないと取引は成立しません。投資したい場合は、募集開始のお知らせを常に気にしておかなければなりません。

⑤人気ファンドはクリック合戦

いざファンドが募集を開始したとしても、人気のファンドであれば募集開始から数十秒で終わることがよくあります。募集金額がすぐに集まるようなファンドに投資をしたい場合は、募集開始時刻前にカウントダウンをして画面の前で待ち構えないと投資はできません。ファンドの人気によっては、サーバーが反応しないほどアクセスが集中します。最近のソーシャルレンディング事業者はサーバーの増強に力を入れてくれているので、以前よりもアクセスはスムーズになりつつあります。

まとめ

これを読んでソーシャルレンディングに興味を持った方は、メリットとデメリットをよく理解して余裕資金の範囲で挑戦してみましょう。ここでは触れていませんが、確定申告の仕方等もインターネットで調べれば、簡単にできます。投資は自己責任で!

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